『ドナドナ』のコード譜とよなおしギター専用のメロディ譜です。










【『ドナドナ』メロディ練習用動画】


我々が「悲しい歌の代名詞」として歌う『ドナドナ』は、1938年にユダヤ系アメリカ人2人によって作られました。

曲中に出てくる悲しい運命の子牛は、当時ヨーロッパで非人道的な扱いを受けていたユダヤ人を表していると言われています。

日本では1966年からNHK『みんなのうた』で放送されるようになり、その時の歌詞がそのまま学校の教科書に掲載され定着しました。

メロディの音域は狭く、１オクターブありません。その面では歌いやすい曲と言えますが、何にしても歌詞が悲し過ぎるので、歌うに忍びありませんね（汗）

キイはＤｍ（二短調）ですが、「♪かわいいこうし～」の部分はいったんキイがＦ（ヘ長調）になり雰囲気が変わります。

ギターのコードは、やはり＜Ｆ＞が難しいですね。そして＜Ｇｍ＞もセーハコードですので、押さえるのが大変かもしれません。

セーハコードが苦手な方は、こちらの記事も参考にしてください

よなおしギター演奏解説

よなおしギターでこの曲のメロディを演奏する場合、レベル２になります。

左手で押さえるのは、＜４弦１フレット＞と＜２弦１フレット＞です。

キイＤｍの曲はシが＜２弦１フレット＞になりますので注意してください。また、練習していく中で、＜４弦１フレット＞と＜２弦１フレット＞をそれぞれどの指を使って押さえるのかを決めてしまいましょう。

他の曲でも言えることですが、『押さえる指を決める』ことは焦らず落ち着いた演奏につながり、ミスが少なくなる秘訣となります。

テンポがそれほど速くないので、焦らずに取り組めば意外と弾きやすいと思います。


コードは全部で６つ出てきます。普通のギターでは＜Ｆ＞や＜Ｇｍ＞が難しいですが、よなおしギターでは全てのコードが指１本で演奏できます。但し、弦を弾く方（右手）の指使いは若干難しいです。

それでも、ギターでコードを弾くよりは圧倒的に簡単です。

メロディが出来た方は、ぜひコード伴奏にもチャレンジしてください！




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