はじめに
最近メディアなどでも『SDGs(エスディージーズ)』は頻繁に取り上げられていますね。SDGsとは『2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標』のことです。※外務省HPよりメディアでの取り上げ方があまりにも顕著なため「SDGsは胡散臭い」と言われることもありますが、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された国際的な目標です。
17の大きな目標があり、各目標にそれぞれターゲットといわれる項目(全169)が設けられています。
例えば、【目標1】は『あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる』とあり、その第1のターゲットは「2030年までに、現在 1 日 1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」とあります。
目標1とその第1のターゲットを見ただけでも「そりゃあ、当然やっていかなきゃいけないことだ!」と私などは思うわけです。
SDGsの根底には「各国の身勝手な戦争や経済活動などによる『破壊行為』を無くしていく」という至極真っ当な目標があるのは間違いないでしょう。その上で「自分で出来ることを考えてやっていこうよ!」というのがSDGsの言いたいことだと思うんです。
ただ、「自分で考えて行動する」というのは非常に難しいことです。自分の幸せを第一に考えるのは当然のことなのですが、それがともすると自分勝手になっていく傾向は誰にでもあります。
まずは個々で考える、それが難しいのであれば目標を示す、それでもダメなら強制するという流れは、コロナ禍での日本の対策も同じであまりよくない流れです。
SDGsは目標の段階です。自分で考えるのが難しい部分を指針を明確にすることで分かりやすくし、そこを目指しみんなで行動様式を変えていくという考え方は非常に大切なことだと思います。
強制される前に自分で出来ることから始めていきたいですね。
そんな中、よなおしギターはSDGsの主に4つの目標に対して取り組みを行なっています。
その4つが目標【3】【8】【9】【11】です。
SDGs【目標3】すべての人に健康と福祉を
【目標3】のテーマ
「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
よなおしギターを弾くことにより、身体、感覚、認知といった機能を楽しみながら鍛えることが出来、健康維持に大いに貢献します。
この特徴は、よなおしギターのキャッチコピーである『弾く脳トレ』というワードでも表現されています。
ピアノやギターなど他の楽器では、各機能を十分にトレーニングできる前に挫折してしまうという可能性があります。一方で、よなおしギターは子供から高齢者までほとんどの人が初めて触って3分で曲が弾けるため、トレーニングの持続の可能性が高まるわけです。
そして、簡単に弾ける曲が日本人なら誰でも知っている懐かしい童謡や唱歌であることが、認知の機能を大いに刺激します。
これらのことは当ブログでも再三記事にしてきました。興味のある方は以下の記事もご覧ください。
【よなおしギターは片手で弾ける楽器です!】よなおしギターで片手で弾ける曲~練習不要でギターが簡単に弾ける!~
【よなおしギターが認知症予防に効果がある理由】認知症予防に効果的な楽器~認知症?それがどうしましたか~
【高齢者の死亡理由上位!誤嚥性肺炎を防ぐ!】誤嚥性肺炎の予防に効果的な楽器~打倒!誤嚥性肺炎!~
【楽器による脳活は専門家によって立証されている!】2万2千円で医療費を節約できる?!~脳活セミナー『楽器は、健康寿命を延ばす!』に参加して~
SDG【目標8】働きがいも経済成長も
【目標8】のテーマ
「包摂的かつ持続可能な経済成⻑及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用 (ディーセント・ワーク)を促進する」
よなおしギターは新しい楽器です。国内でもまだまだ弾いたことが無い人がほとんどです。一方で、協会がこれまで進めてきたのは、ただこの楽器を広めるという取り組みだけではありません。
『よなおしギターを使った社会活動の推進』
これが、よなおしギターが掲げる根本的な目標です。
例えば、インストラクター制度。取得しやすい資格を設けることで、社会で自分の好きなことを活かして働くことが可能になります。
また、企業と福祉をつなげる活動。企業と障害がある人たちをつなげるキッカケを作り、その後の両者のスムーズなコミュニケーションをサポートします。
そして、よなおしギターが広まったころには、製造、出版、開発、エンタメなど様々な関連事業で雇用が生まれるでしょう。
これらの取り組みも、よなおしギターがずっとやってきたことです。興味のある方は以下の記事をご覧ください。
【好きなこと得意なことで社会貢献!】主婦・主夫にもおすすめの資格~誰でも取得可能!よなおしギターインストラクターで社会貢献~
【音楽で企業と福祉をつなげる!】よなおしギター協会『企業と福祉をつなげよう!』プロジェクト
SDGs【目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【目標9】のテーマ
「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」
よなおしギターはそのものがイノベーションです。
こういったものが生み出され、生産され、利用されていくこと自体が『イノベーションの推進を図る』ことに繋がります。
よなおしギターが広まるのと同時に「イノベーションは誰でも起こせる」「相手を第一に考えたイノベーション」「イノベーションするための思考方法」ということが広がります。
つまり、この【目標9】に関しては、よなおしギターが生まれ発展していく経緯こそが答えです。開発や思考法に興味のある方は以下の記事もご覧ください。
【ネガティブな思考は悪くない!】ネガティブ思考だからこそ成功する~これからの日本に必要な思考力~
【完成された技術は存在しない】ギターのチューニングを考える~批判と拒絶理由に対する回答~
【よなおしギターを生んだ2人の会話】良いアイディアは会話の中から生まれる~よなおしギターの構造を思いついた瞬間~
SDGs【目標11】住み続けられるまちづくりを
【目標11】のテーマ
「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」
よなおしギターによるこれまでの活動で私が最もその効果を感じるのが『コミュニティ作り』です。
そもそも、よなおしギターの販売目標である『一家に一台』は、その達成がそのまま家庭内での良好なコミュニケーション構築に貢献します。
コミュニティの最小単位である家庭内で良いコミュニケーションが出来てくると、それは必ず周りの人々、つまり地域社会に波及します。なぜかと言えば、地域をつくる全ての構成員は家庭の構成員で成り立っているからです。
例えば、子供は学校や友達の構成員であり、親は仕事場やPTAや自治会の構成員です。
私自身、よなおしギターによって様々なコミュニティと関わっています。それは、場所も年齢も関係ないさまざまなコミュニティです。その中では、音楽を通して非常に良好なコミュニケーションがなされ、生き甲斐が生まれ、困りごとが解決しています。
これまでの経験で断言できるのは「よなおしギターは地域コミュニティを作るキッカケとなる楽器」であることです。
これらのことも当ブログで記事にしてきたので興味のある方はご覧ください。
【やっぱりリアルなコミュニケーションが大切】コミュニケーションツールとしてのよなおしギター~家族をつなげる楽器~
【学校の教材に最適!】クラブ活動に適した教材~2年連続小学校からの指導依頼~
【地域コミュニティは生涯生活する大切な場所】自治会・町内会での仲間作り~地域コミュニティの特徴と楽器の役割~
【楽しさを共有するコミュニティ】シニア向けグループレッスンの様子~沼津市高齢者学級よなおしギタークラブ~
おわりに
記事の冒頭で書いたように、SDGsは「世界をよりよくする活動を自分で考えてやっていこうよ!」という取り組みを国際的に定義したものですが、見てきたように、よなおしギターはその誕生からすでにSDGsの目標を自ら考え達成していると言えます。ただ、その達成はまだまだ小さな地域の小さな出来事でしかありません。
今後この楽器が全国的に広まっていけば、これが日本の各地で達成されていくのは間違いが無いことです。
よなおしギターの『誰でもすぐに弾けてそのすぐに弾ける曲が日本人なら誰でも知っている曲』であることと『新しい技術でつくられた新しい楽器』という他に類を見ない特徴がそれを可能にします。
よなおしギターの技術を私が思いついたのは2013年です。そこからすでに『よなおしギターのSDGs』が始まっているのです。
【LINE公式アカウント】
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【資格取得に挑戦!】
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【注目記事】よなおしギターのことが分かる3つの記事!
1、まずは、弾いてみよう!~どんなに簡単な楽器か動画で確認!~
2、よなおしギターの特徴~簡単に弾ける秘密はこれ!~
3、よなおしギターの楽譜~楽譜が読めなくても簡単に弾ける!~
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055-926-1171
すみやグッディ沼津店まで
※営業時間は10時~20時になります。
または
専用通販サイト『よなおし屋さん』へ
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