
『春よ、来い』のコード譜とよなおしギター専用のメロディ譜です。
※よなおしギターでメロディを弾く場合は、6弦を半音下げて『B(シ)』の音に合わせてください。




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1994年、松任谷由実さんの26枚目のシングルとしてリリースされた曲です。
NHK連続テレビ小説の主題歌から始まり、CMソングとしても多用され、多くのミュージシャンがカバーし、さらに学校の音楽の教科書のみならず国語の教科書にまで詩が掲載されるほどの名曲。正に日本を代表する曲の1つと言えるでしょう。
この曲が、ここまで日本人の心を捉える要因の1つとして、マイナーキイであることが挙げられるかもしれません。
日本人は、明治時代に西洋的な明るいメジャーキイが入ってくるまで、西洋で言うマイナーキイの旋律によって自分たちの心情を歌って表現していたように思います。
例えば、これも日本を代表する『さくらさくら』、あるいは『うれしいひな祭り』などは、決して悲しさを表現している歌ではないのにも関わらず、どちらもマイナーキイです。
【マイナーキイで春を歌う日本人ならではの曲】『さくらさくら』~コード譜とメロディ譜~
【マイナーキイで嬉しさを歌う日本人独特の感性】『うれしいひな祭り』~コード譜とメロディ譜~
さらに『春よ、来い』は、これほど印象深いメロディであるにも関わらず使われるコードは意外なほどシンプルで、キイによってはギターでの演奏も思いの外弾きやすいでしょう。
ギター演奏解説
原曲はkeyB♭mで、そのままギターで演奏するのは至難の業です。ここでは、歌いやすさと弾きやすさを考慮し、keyEmとしました。日本語ではホ短調です。出てくるコードにもよりますが、keyEmの曲はギターでは最も弾きやすいキイと言えます。ただ、『春よ、来い』の場合はバレーコードが所々に出てくるので、バレーコードが苦手な方は以下のサイトも参考にして下さい。

よなおしギター演奏解説
よなおしギターでこの曲のメロディを演奏する場合、レベル2になります。keyEmなのでファに#が付きます。つまり、これまではファの音は4弦の1フレットを押さえていましたが、この曲に関しては4弦の2フレットを押さえることになります。
また、よなおしギターでこの曲を演奏する時の最大の特徴は、6弦を『B(シ)』に合わせるということです。
よなおしギターのチューニングでは、最も低い6弦はC(ド)に合わせるのですが、『春よ、来い』をkeyEmで演奏すると最も低い音は『B(シ)』になります。
つまり、普通のチューニングではその『B(シ)』の音を出すことが出来ないんですね。
そこで解決策として、6弦のC(ド)を半音下げてB(シ)に合わせるんです。
※6弦をB(シ)に合わせる時にはチューニングメーターを使い、画面に『B』と表示されればOKです。
これにより、よなおしギターで出せる最も低い音が『B(シ)』となり、keyEmの『春よ、来い』のメロディが演奏できるわけです。ちなみに、C(ド)の音を鳴らす場合は6弦の1フレットを押さえることになります。
曲中では、最も低い『B(シ)』の音は『あふるるなみだのつぼみから』の最後の『ら』の部分、そして『C(ド)』の音は『いとしおもかげのじんちょうげ』の最初の『い』の部分です。
この『6弦の音を本来の音よりも下げる』というテクニックは、若干その目的は違いますが、一般的なギターでも良く使われるテクニックです。
演奏者によりチューニングを自由に変えることが出来るギター特有のテクニックですね。
また、コード伴奏に関しては、左手の指を3本使うコードが2つ出てきます。少し難しいかもしれませんが、一般的なギターに比べればだいぶ簡単に押さえることが出来ます。ぜひ挑戦してみて下さい。
また、コード伴奏では6弦を使いませんので、6弦のチューニングは『C(ド)』でも『B(シ)』でもどちらでも大丈夫です。

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