『大きな古時計』のコード譜とよなおしギター専用のメロディ譜です。
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もともとはアメリカのポピュラーソングで、ヘンリー・クレイ・ワークの作詞作曲により1876年に発表されました。日本では、保富康午 氏の訳詞によって1962年にNHKの『みんなのうた』で放送され。その時の題名が『大きな古時計』です。
この曲は、何と言っても歌詞がイイですね!1番2番では、おじいさんの死は直接表現されていません。ですから『えっ?おじいさんは亡くなったの?』って疑問が浮かびます。で、3番で天国へ昇ったことが分かるわけです。
おじいさんが亡くなる歌ではありますが、それがメロディと歌詞の擬音によって完全には悲しくならないのも不思議です。どちらかというと、おじいさんも時計も「百年の間、ご苦労様でした」という気持ちになりますね。
音域に関してですが、印象的な擬音『チクタクチクタク』の部分で低い音が出てきます。その為、全体的には音域が少し広くなります。
キイを考えた場合、歌いやすくするにはト長調(KeyG)かイ長調(KeyA)が良いでしょう。ここでは、ギターの演奏のしやすさを考慮し、KeyGとしました。
ギター演奏解説
KeyGの曲は、基本的なコード進行ならギターでは最も演奏しやすいでしょう。『大きな古時計』は基本的なコードしか使われていません。唯一使われるバレーコードの<Bm>も、バレーコードの中では比較的押さえやすいコードです。
それでも、もし<Bm>の音が出にくい場合は、<Bm>の部分を全部<G>に変えてしまっても問題ないでしょう。
この曲は、同じキイでも様々なコードの付け方が考えられます。いろいろなコードパターンを弾いてみて、ご自身に合ったパターンを選んでください。
よなおしギター演奏解説
よなおしギターでこの曲のメロディを演奏する場合、レベル2になります。実は、この曲の音域だと本来はレベル3の曲になるんです。つまり、メロディが『1点ド(ハ)~2点レ(二)』の範囲を超えてしまいます。『チクタクチクタク』の『チク』の部分がかなり低い音だからです。
【『1点ハ~2点二』についてはこちら⇒】『故郷(ふるさと)』~コード譜とメロディ譜~
この曲をレベル2にする為、『チクタクチクタク』の部分を1オクターブ上げてメロディが全て『1点ド(ハ)~2点レ(二)』の範囲に収まるようにしました。正式なメロディとは違ってしまいますが、この部分が時計の音っぽく高い音になりそれほど違和感はありません。
更に、KeyGになるので『ファ』の音に#が付き、4弦は2フレットを押さえることになりますので注意してください。
コード伴奏はとても弾きやすいです。
<C>コード以外は、右手の形が全て同じです。左手も、<Bm>以外は押さえやすいでしょう。
<Bm>は左手の3本の指を使って押さえても良いですが、人差し指(あるいは中指)1本で押さえてしまった方が楽かもしれません。
※画像はクリックして頂くと拡大します
1本の指で4本の弦を押さえる(バレーする)ことになりますが、ギターのバレーコードに比べればとても簡単に押さえられるでしょう。
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