
「ピアノみたいに弾ける!」
よなおしギターの体験会で、ピアノ経験者のみなさんは口を揃えてそう仰います。
それを意図して作ったわけではないのですが、結果的に、よなおしギターはある面でギターよりもピアノの構造に近くなりました。
【よなおしギターとピアノの共通点はこちら⇒】音楽理論を学べるギター~ギターがピアノに近づいた日~
そのことで、実は面白い現象が起きたんです。
よなおしギターをたくさん弾くことで、ピアノが弾けない私でも少しだけピアニストの気持ちが分かるようになったんですね。
ピアニストがピアノを演奏する時の考え方を、私は勝手に『ピアノ脳』と命名しました。
私はギターの先生です。ピアノ脳が少しだけ手に入ったことで、『ピアニストに分かりやすいギターレッスン』を考えてみたくなるのは自然の流れ。
というわけで。これから3回に渡って、ピアニストがスムーズにギターを弾く方法、また、ピアノの経験を存分に活かしてギターと付き合う方法を考えてみましょう。
【ピアニストのためのギターレッスン三部】
1、白鍵の場所を発見しよう!
2、5ステップで伴奏が出来るようになる方法
3、レッスンの応用編
ギターでの白鍵の位置
ピアノ経験者のためのギターレッスンといっても、基礎の基礎はすみません、省かせていただきます。
チューニングの方法、各部の名称、演奏時の構え方など
これらの基礎は、ピアノ経験者も未経験者もやり方に変わりありません。つまり、一般的な教則本やギター関連のサイトや動画などで学ぶことが出来ます。
ここではその先、特に『ギターで伴奏をしたい』と思っているピアノ経験者に向けたレッスン方法をご紹介します。
ギターでの伴奏といえば、メロディは弾かずにコード(和音)のみの演奏となることがほとんどですから、ここでもそれを基準に説明します。
まず始めに、確認したいことがあります。下の図の赤丸の部分は何の音ですか?

『ド』と答えた方は①の図を
『C』と答えた方は②の図を
A4サイズのコピー用紙に印刷してください。
※パソコンの場合は図を右クリックして画像として保存し印刷してください。
①『ド』と答えた人向け

②『C』と答えた人向け

これは、ピアノの白鍵をギター上で表した図です。
ギター白鍵位置の図の説明
【6~1弦の開放の音】
図では横線が弦を表し縦線がフレットを表します。弦は、下が6弦、上が1弦です。

ギターは6弦の音が1番低く、何も押さえないで弾くと『E(ミ)』の音です。
1弦は6弦よりも『2オクターブ高いE(ミ)』の音になります。
この、何も押さえないで鳴る音のことを『開放』とか『開放音』と言います。
6弦から順に1弦まで弾いた時の開放音は
E(ミ) A(ラ) D(レ) G(ソ) B(シ) E(ミ)
となるわけです。

【音の高さの表し方】
黒丸『●』が付いている音があります。
音の下に黒丸が付いている場合は、何も付いていない音よりも『1オクターブ低い音』を示します。
逆に、音の上に黒丸が付いている場合は、何も付いていない音よりも『1オクターブ高い音』となります。
例えば、図の中にE(ミ)は3つの高さがありますね。それぞれの音の高さは以下のようになります。

【フレット1つ分の音程】
ギターはフレット1つ分が半音になります。

また、フレットをヘッド側に移動すれば音程が下がり、ボディ側に移動すれば音程が上がります。

この図が『ギター上の白鍵の位置』を表していることは先ほどご説明しました。
つまり、開放音も含め音名が書いてある部分がピアノの白鍵に当たるわけです。
逆に言うと...
図の中で音名が書かれていない部分は黒鍵を表すということです。

いずれも、出したい音の部分を左手で押さえ(開放音の場合は何も押さえず)、その弦を右手ではじけば、任意の音を出すことが出来ます。(右利きの場合)
【5フレットで出せる音域】
図は5フレットまでしかありません。
一般的なアコースティックギターではフレットは20本ほどありますから、その4分の1しか示されていないことになります。
ただ、ギターは5フレットだけで『2オクターブ+5つの音』を出すことが出来ます。

ピアノで伴奏することを思い浮かべてみて下さい。『歌の伴奏をする』のにそれ以上の音域が必要でしょうか?
ピアノ経験者であれば、メロディ(右手)を弾かない歌の伴奏なら、どんなキイでもこの音域で十分に足りることをご理解いただけると思います。
さぁ、いよいよこの『ギターの白鍵位置』の図を使ってギターを弾く方法を解説していきます!
といきたいところですが、長くなってしまったのでまた次の記事で……
【次の記事】画像と動画で分かりやすく解説!ピアニストのためのギターレッスン~5ステップで伴奏が出来るようになる方法~
【ピアニストのためのギターレッスン三部】
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【無料で学べる!】
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【注目記事】よなおしギターのことが分かる3つの記事!
1、まずは、弾いてみよう!~どんなに簡単な楽器か動画で確認!~
2、よなおしギターの特徴~簡単に弾ける秘密はこれ!~
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例えば、図の中にE(ミ)は3つの高さがありますね。それぞれの音の高さは以下のようになります。

【フレット1つ分の音程】
ギターはフレット1つ分が半音になります。

また、フレットをヘッド側に移動すれば音程が下がり、ボディ側に移動すれば音程が上がります。

この図が『ギター上の白鍵の位置』を表していることは先ほどご説明しました。
つまり、開放音も含め音名が書いてある部分がピアノの白鍵に当たるわけです。
逆に言うと...
図の中で音名が書かれていない部分は黒鍵を表すということです。

いずれも、出したい音の部分を左手で押さえ(開放音の場合は何も押さえず)、その弦を右手ではじけば、任意の音を出すことが出来ます。(右利きの場合)
【5フレットで出せる音域】
図は5フレットまでしかありません。
一般的なアコースティックギターではフレットは20本ほどありますから、その4分の1しか示されていないことになります。
ただ、ギターは5フレットだけで『2オクターブ+5つの音』を出すことが出来ます。

ピアノで伴奏することを思い浮かべてみて下さい。『歌の伴奏をする』のにそれ以上の音域が必要でしょうか?
ピアノ経験者であれば、メロディ(右手)を弾かない歌の伴奏なら、どんなキイでもこの音域で十分に足りることをご理解いただけると思います。
さぁ、いよいよこの『ギターの白鍵位置』の図を使ってギターを弾く方法を解説していきます!
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