
唱歌『もみじ』のコード譜とよなおしギター専用のメロディ譜です。





『♪あーきの ゆ う ひーに』 で始まる秋を代表する唱歌です。明治44年に発表されていますので、すでに誕生から100年以上が経っていることになります。
私自身、小学校で習った記憶があり、今でも小学4年生の教科書に掲載されています。
教科書では『こころのうた』という共通教材として掲載され、そのテーマは...
『古くから歌いつがれ、これからも歌いついでいきたい歌』
となっていて、正に後世まで伝えたい日本の宝と言えるでしょう。
コード譜のキイはF、日本語ではヘ長調です。
この曲も以前ご紹介した『故郷』と同様、メロディを歌いやすい『1点ハ~2点二』の音域に収めると必然的にキイがFとなります。
【『1点ハ~2点二』についてはこちらを参考に⇒】『故郷(ふるさと)』~コード譜とメロディ譜~
子供たちの歌の教材ですから、歌いやすいキイにするのは当然だろうと思いますが、問題はギターで演奏する場合ですね。
キイFでは、難しい<F>コードがたくさん出てきてしまいます。もし、Fのようなバレーコードが苦手な方は、以下のサイトも参考にしてください。

ただ、この曲に関してはコード進行がとても独特で、<F>と<C>の繰り返しが多用されます。
この場合、<F>コードの押さえ方をいわゆる『握りタイプ』にすることで、コードチェンジが非常に楽になります。
【Fを『握りタイプ』で押さえた状態の画像】

画像では分かり難いですが、握りタイプの<F>コードで左手の各指が担当する弦は以下のようになります。
親指・・・6弦
薬指・・・5弦
小指・・・4弦
中指・・・3弦
人差し指・・・2弦と1弦
※人差し指で2本同時に押さえるのが難し場合は1弦だけでも大丈夫です。その場合2弦の音が出ないようにミュートして下さい。
この『握りタイプ』の<F>コードが出来ると、コード進行によっては非常に楽になるので是非マスターしたいですね。
『もみじ』
作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
よなおしギターでこの曲のメロディを演奏する場合、レベル2になります。

ヘ長調の曲は、4弦1フレットの<ファ>を押さえる場合が多く、この曲も<ファ>がたくさん出てきます。また、ハ長調では弾くことがない2弦1フレットの<♭シ>もいくつか出てきます。
左手を使うことが多いですが、それほど複雑ではなく、またリズムも取りやすいので演奏は難しくないでしょう。
コードに関しては、ギターに比べて圧倒的に簡単です。
また、小学校では、この曲を『輪唱』で歌うように学習します。
『輪唱』とは、主旋律(主なメロディ)を歌うパートとそれを追いかけて歌うパートに分かれて合唱する方法です。
※この音源は『もみじ』輪唱の完成形です。micah Singerさんは他にも、練習用にパートごとの音源をアップして下さっています。参考にしてください。
私は小学生の時に追いかけるパートをやりましたので、今でもそのパートを歌えます(汗)
以下に、A(主旋律)とB(追いかける方)の2つのパートを記したメロディ譜を載せますので、よなおしギターを弾く方が2名以上いる場合は、ぜひ『輪唱』にも挑戦してみて下さい。
とっても楽しいと思います。

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