
唱歌『こいのぼり』のコード譜とよなおしギター専用のメロディ譜です。



都会では、屋根より高いこいのぼりを見る機会も少ないのかもしれませんが、私の住む田舎ではまだまだ多くの家庭で屋根より高いほどのこいのぼりが揚がります。
毎年、大空を優雅に泳ぐこいのぼりを拝見するのも、また楽しみの一つです。
私の生まれ故郷である静岡県沼津市では毎年ゴールデンウィークに『こいのぼりフェスティバル』が開催され狩野川河川敷にスゴイ数のこいのぼりが集まります。同時に様々な催し物も行われ、家族で楽しめるイベントになっていますので、お近くの方は是非遊びに来てください。
【公式ブログはこちら⇒】沼津こいのぼりフェスティバル公式Blog
『こいのぼり』は幼稚園向けの唱歌集『エホンショウカ』に昭和6年に掲載された歌です。
幼児向けということもあり、とてもシンプルで覚えやすいメロディになっていますが、その秘密は『ヨナ抜き音階』。
明治時代、子供たちが西洋の音階を無理なく学べるようにと文部省により確立されたこの音階は、西洋から入ってきた楽譜で表すことができるのと同時に、日本人が古くから慣れ親しんできたメロディを簡単に奏でることができる素晴らしい音階です。
『こいのぼり』はこのヨナ抜き音階からできています。そのため、我々日本人の感情にマッチし覚えやすく歌いやすい曲になっていて、発表から80年以上が経った今もほとんどの子供が歌えるという正にこの季節の日本を代表する歌の1つとなっています。
童謡や唱歌は、本当に日本の宝物です。
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コード譜のキイは、C(シーメジャー)、日本語で『ハ長調』になります。
拍は『エーデルワイス』と同じ4分の3拍子ですが、あまり『ズン・チャッ・チャッ』のワルツ的な感じを出さずに、単純に『1・2・3』とどの拍も均等な強さで演奏する方がこの曲の感じが出るでしょう。
あまり拍を気にせず、コード譜にある通り歌詞を目安にコードチェンジをするとよいと思います。
キイCの曲はどうしても難しい<F>コードが出てきてしまいますが、もし<F>が難しい場合は下記サイトも参考にしてください。

『こいのぼり』
作詞:近藤 宮子
作曲:日本教育音楽協会
よなおしギターでこの曲のメロディを演奏する場合、レベル1になります。
先にもご説明したように、『こいのぼり』はヨナ抜き音階で出来ています。よなおしギターは『ヨナ抜き音階で作られた曲を簡単に弾くことができる楽器』ですから、まさに本領発揮!
『こいのぼり』のメロディは片手で弾けます。
恐らく、この曲を習うような年齢の幼児、楽器経験が全くない高齢者、片麻痺などで片手の動きが制限される方なども含め、ほとんどの人がよなおしギターを触ってすぐにこの曲を弾くことが出来ることでしょう。
【なぜそんなに簡単に弾けるの?⇒】よなおしギターの特徴~簡単に弾ける秘密はこれ!~
また、よなおしギターによるコード伴奏も、一般的なギターに比べれば圧倒的に簡単ですので、コードを弾きながらみんなで歌うのも楽しいですね。
【よなおしギターのコードの弾き方はこちらを参考に⇒】『うれしいひなまつり』~コード譜とメロディ譜~
ぜひメロディ、コード伴奏ともチャレンジしてみて下さい。
【注目記事】よなおしギターのことが分かる3つの記事!
1、まずは、弾いてみよう!~どんなに簡単な楽器か動画で確認!~
2、よなおしギターの特徴~簡単に弾ける秘密はこれ!~
3、よなおしギターの楽譜~楽譜が読めなくても簡単に弾ける!~
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