教育楽器としての役割

先日の記事でお伝えしたように、9月より地元小学校でよなおしギターによるクラブ活動『ギターミュージッククラブ』が行われています。
記事【よなおしギターの教育楽器としての役割】
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クラブは全5回。一回終わるごとにブログの記事にてその模様をご報告していこうと思っています。
クラブ初日の様子はこちら↓
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クラブ二日目の様子はこちら↓

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9月26日(火) クラブ三日目

前回、クラブ活動でのアプローチの仕方が少し掴めてきてだいぶ良い感じで終われたので、かなり楽しみにしていたクラブ三日目...

う~ん、体調が微妙~!

たぶん風邪だとは思うんだけど、頭重いな...。そうなると、精神的に上向かずにナーバスになっちゃって、始まる前に妙に心拍数が上がってた。


そんな状態で望んだクラブ三日目、反省点と課題がたくさん見えてきたよ!

例によって、教室に入ってきた子から順に始まるまで好きなようにギターを弾いてもらった。この時間好き。

ただ、クラブが始まって直後、今日はどんなことをやるか説明する時に、すでに自分で何を言っているんだか分からない状態。ダメだ~、ナーバスになると考えながら話しちゃうんだよね...

今日は集中力やばいぞ!


1曲目はウォーミングアップの『チューリップ』。

この曲に関しては問題なし!

2曲目。前回の反省を踏まえ先に『うさぎとかめ』。

少し個人で自主練してもらうと、みんな上手に弾けるんだ。で、これは大丈夫と思って、「さん、はい!」でみんなで一斉に弾いてみると...

合わない!

この曲、弾く弦の順番に関しては難しくないのだけど、全曲に渡ってリズムが『跳ねて』いるんだよね。この跳ねのリズムをみんなで合わせるのが難しい!

つまり、跳ね方に個人差があるということなんだ。

だから、個人練習では上手くいっても、みんなで合わせるとバラバラになっちゃう。

もう1つ合わせるのが難しい理由は、クラブが4~6年生の児童で構成されているということ。これも合わせる難しさに影響している。

これが例えみんな同じ学年でも、早く出来る子とそうでない子の差がすぐに出てくる。それが、4年生と6年生とでは、その習得の早さはさらに違ってくるよね。

これは既に初日の時点で感じていたことだけど、三日目ともなるとその差はさらに広がっていく。

ただ、全体的に弦を弾くことに慣れてきているので、出す音自体はみんなスゴク良くなってきているよ。


少しナーバスになっていたところに、『うさぎとかめ』がなかなか合わないので、私ちょっとパニクっちゃいました。

で、結局。すぐに3曲目の『めだかの学校』に移行。

こちらは、前回かなり練習したので、上手!それでも、みんながピッタリと合うのはやっぱり難しいね。

最初にやる曲は『チューリップ』で問題ないけど。2曲目はもっと検討した方が良さそう。

『よなおしギター2曲目問題』だな。


少し早めに曲を弾く時間を終え、いよいよ『ファ』と『シ』の弾き方の説明だよ!

これまでに様々な場所で何回も何回も説明してきた内容だったし、さらにクラブ用にアレンジした教え方を何回も頭の中で繰り返してきたので、さっきまでパニクっていた割にはスムーズに出来た!

この辺りから、自分も集中してきていつもの感じになっていたよ。

で、『Cメジャースケール』の説明から、どうやったら『ファ』と『シ』が弾けるのかを理論的に解説してみんなで弾いてみた。

みんなだいぶ理解できたようで、ドレミファソラシドも出来たぞ!

恐らく、ギターという楽器の構造も少し理解できたんじゃないかな。


ただ、心配なことが1つ。

それは、子供たちの『ヤル気の波』。

前回まで『この子はすごくヤル気があって楽しそうだ!』と思っていた子が、今回はまったく集中力がなくつまらなそうにしてる。逆に、前回は『この子は他のクラブの方が良かったのかな?』と心配するぐらい不機嫌だった子が、今回は楽しそうに演奏していたり....

女子はその傾向が少し強いような気がする。逆に男子は比較的『波』が少ない感じ。

ウチにも男の子と女の子と両方いるので、この辺りは理解できる。決して差別とかではなく、男女の特性の差だよね。


私もずっと子育てをしていて、たくさんの子供たちを見てきたので、彼らに『波』があることも男女で違いがあることも十分に分かっている。

それに子供たちだって、家庭や学校でいろいろなことがあるんだよね。疲れる日だって、つまらない日だって、テンションが高い日だって、今回の私みたいに体調が悪い日だってある。

今後、クラブ活動などで多くの子供たちを相手にしていく場合、この辺りのことをしっかり考慮してどうやって対処していくのか、子供たちの『波』に逆らうことは出来ないけど、上手く自分の『波』に乗せちゃうことは出来ると思うので、もっと考えなければいけないな~と思ったよ。

そう、つまりは自分がどんな状況でもしっかり集中してみんなを『波』に乗せていけなきゃだね。


実は、初日から感じていた子供たちの習得速度の差、それと、このヤル気のバラつきを考慮して、あることを考えていた。

担当の先生お二人とクラブ三日目を前に打ち合わせをして、以下のことを決めたんだ。

1、最終日に発表会をする

2、そのためにグループ分けとパート分けをする


ただ弾くだけではなく目標を与えてあげることでヤル気の向上を後押し、グループ分けしそれぞれにパートを与えることで習得度合いに関係なく自分のやるべきことに集中してもらう。

そんなことを思い描いている。

グループ分けは個々の生徒を熟知している先生方にお任せし。次回はパートごとに分かれての練習を始めていこう。


クラブ三日目、みんながドレミファソラシドを弾けたところで終了!

この日は、「最後の日に発表をしてもらうかもよ~」と締めくくった。


三日目を終わって一番感じたこと...

複数人の子供を相手に教えることの難しさ!

ヤル気のある子、無い子。習得が早い子、ゆっくりな子。自信のある子、不安な子...そして個々の『波』。

本当に様々な子がいて、同じ子でもその時によって全然違う。それを1つ1つ気にしているとこちらが大変。かといって、個々の子供たちの様子を全く考慮しないのも、当然ダメだよね。

一番は、こちらのペースに巻き込んで、良い『波』に乗せてあげること。

それは分かっているのだけど、それには相当のテクニックと経験と、そしてパワーが必要。

教える方だって人間だから、体調の悪い日もヤル気が出ない日も当然ある。それでも、多くの子供たちの前に立てばそんなことも言ってられず、集中していかなければならない。

たった1時間のクラブ活動でドッと疲れるのはこの辺りが原因だな~

これを毎日何時間もやっていらっしゃる先生って、スゴイ!


<ギターミュージッククラブ全5日間>

・小学校クラブ活動初日~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動二日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動三日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動四日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動最終日~ギターミュージッククラブ~

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