
昨日、twitterのタイムラインにちょっと怖いツイートが流れてきました。
あやりりさんという方のツイートです。
あやりり@ひともつ倶楽部ブロガー@ayariri_motu
ここ数日の出来事です。最近Twitterに現れなかったのはこのためです。
2017/09/21 00:11:05
一瞬の出来事でしたが思い出して震えながら描きました。この恐怖を味わう人がこれ以上でないように。
今は友達の家にお世話になりながら、引っ越しの準備をしています… https://t.co/tpW8HlWNIt
自宅まで男につけられていたことに、玄関を一歩入って腰を手で掴まれるまで気が付かなかったという話です。
このツイートが、私がフォローしている主夫の方たちの間でも少し話題になりまして。奥様が同じような被害を受けた方もいらっしゃいました。
主夫家庭では奥様が外で働いている場合がほとんどでしょうし、そうなれば当然、女性が暗い中一人で帰宅するというシチュエーションが多く発生するでしょう。
さらに、子供が女の子だったりすると、心配事はさらに増えますね。(もちろん男子も心配です)
私は、女性がこういった被害を受けないために3つのことを徹底していく必要があると思っています。
1、防止
2、防御
3、意識
1の防止に関して、先のあやりりさんがツイートの中でも仰っていますが、とにかく油断は厳禁ですね。
何故なら、もし1の防止が不十分で2の防御が必要になった場合、一気に女性が不利になるからです。これはもう、男女の体力差や人数での差、手口の卑劣さを考えると、防御は本当に難しいことだと考えざるを得ないのです。
そして、この中で最も大切なのは3の意識だと思います。
ただこの意識というのが、かなり個人差がありますよね。ウチの夫婦の話で恐縮ですが、私と妻の防犯に対する意識はかなり徹底していると思います。
そしてその意識は、当然子供たちにも影響しています。
私は上の子の時から数えて約11年間、片道1Kmの学校まで子供を歩いて送り迎えしています。一日も欠かしたことはありません(下校時間を間違えて迎えが遅れることは多いですが..)。これは夫婦で決めたことです。
こういったことを繰り返していると、どうなるか...
娘は下校時、学校を出た時に私の姿が見えないと直ぐに携帯で連絡してくるようになりました。
つまり、家庭内で防犯に対する意識を高めることで、それが自然なこととなり、それをしないと不安になる雰囲気が出来ていくのだと思います。
不安は防犯意識に直結します。
とはいえ、娘が一人暮らしを始めた時にその意識を常に保てるかも心配です。
そこで、上記ツイートが流れてきた後、例によって自分なりに女性向けによい防犯対策は無いか考えてみたんです。
で、思い付いたのがこれです。リツイートさせて頂いたムーチョさんのツイートも参考になりました。
橋本 真也@yonaoshiguitar
ウチも娘がいるから心配。ドラレコの人バージョンいいな。あと例えば、ヘアピンやヘアゴムにカメラが付いてて常に後ろの様子をBluetoothでスマホに飛ばしてくれるだけでも危険察知が早くなるかも。バックモニターの人バージョンて感じ。防… https://t.co/0sEj2J2tbr
2017/09/21 20:16:44
まず考えたのは、『女性が常に後ろ側に身に付けているものは何か?』ということ。
とにかく、後ろの死角が危ない!
上記あやりりさんの受けた被害の例もそうですが、その他、痴漢や接近しての盗撮もほとんどが後ろの死角を利用されて行われると考えられます。
そこからすぐに思い付いたのが、『ヘアゴム』です。
これは、私に娘がいて、毎日ヘアゴムをしている姿を見ているのですぐに思い付きました。そのヘアゴムに大きなリボンが付いているものを娘はよくしているんです。
さらに、先日マクドナルドで時間つぶしをしていた時、あることに気が付いたんです。そのマクドナルドは高校が近くにあるため、学生がたくさんいるんですが...
『女子高生ってみんな後ろで髪を縛ってる!』
別に、女子高生をジロジロと見ていた訳ではありませんよ。ジロジロ見ていなくても、店内にいた女子高生(10人程度)がみんな同じように髪を後ろで一つに縛っていたことにすぐに気が付いたんです。
その時は『校則があるからか~、でもみんな同じに見える...』と思っただけですが...
『女性が常に後ろ側に身に付けているものは何か?』と考えた時、その様子が頭に浮かんで、女子のヘアゴム使用率は非常に高い!と思ったわけです。
このヘアゴムに小型カメラを付けて常に後ろの状況がスマホで確認できれば防犯に効果的だろう!
マクドナルドでもそうでしたが、若い人たちはカバンを机に置いたままでもスマホは手放しません。そして、ヘアゴムは途中で外さない限り朝付けたものを家に帰るまでずっと付けてますよね。
つまり、女性にとってスマホとヘアゴムは肌身離さず携帯する2大ツールだと言えるわけです。
ただ、ヘアゴムだと劣化して切れたり、ショートの人には不向きだったり、柔らかい素材なのでハードには向きませんね。
なので、こんなのはどうでしょう?
こういったものも、妻や娘がよく使うのを見ているので、すぐにヘアゴムの代わりとして思い付きました。
これなら、髪形や髪の長さにそれほど関係なく、いつでもサッと付けることが出来ますね。特に画像のものは、大きなパールが付いているのでカメラを入れるには丁度良い形に思います。
※ファッション性に関しての好みはここでは置いておいてください。
こういったものに小型カメラを仕込み、無線でアプリと連動させ、常に自分の後ろの映像をスマホのサブ画面に表示する。人が近づけばアラームが鳴り、スマホから1クリックでメモリーした連絡先へ緊急メールが送れると同時に位置情報も送信。カメラのレンズを広角にすれば痴漢や盗撮にも対応、スクショが撮れるようにすれば証拠にもなる。赤外線撮影が出来れば夜でも鮮明。視野は首の動きで簡単に調整が可能。
これら全てが、前を向いたままスマホを見ながら出来るわけです。
つまり、スマホの画面に集中したり、スマホで音楽を聴いたりすことが逆に防犯になる仕組みなので、特にスマホ世代の人たちには圧倒的に浸透しやすいと思うんです。
そして、こういった防犯グッズが商品化されその存在が世間に広く周知されれば、それが犯罪の抑止力にもつながるでしょう。
ちなみに、防犯小型カメラは今やここまで小さく高性能な上、安価になっています。
今回、このアイディアが思い浮かぶのに数分しかかかっていません。なぜそれが可能かと言えば、常にアンテナを張っているからということに尽きます。
普段は何でもないと思っているようなことも、役に立つ時がくるのを分かっているので、ちょっとでも面白いな~とか不思議だな~と思ったことは見逃しません。
その積み重ねが、迅速なアイディアの思い付きに繋がっていくんですね。
『常にアンテナを張り何にでも興味をもち面白がり不思議がること』
アイディアを生み出すために絶対に必要なことです。
できれば、人用バックモニター、娘が独立するまでに製品化するといいな~

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