教育楽器としての役割

先日の記事でお伝えしたように、9月より地元小学校でよなおしギターによるクラブ活動『ギターミュージッククラブ』が行われています。
記事【よなおしギターの教育楽器としての役割】
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クラブは全5回。一回終わるごとにブログの記事にてその模様をご報告していこうと思っています。
クラブ初日の様子はこちら↓
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9月19日(火) クラブ二日目

前回の反省を踏まえ、『汗をかかないこと!』を目標に掲げて臨んだクラブ二日目...


楽しかった~!!!


まずなにより、リラックスして臨めたのが良かった!始まる前にすでにかなりリラックスできてたんだけど、リラックスできた要因は3つ。


1つ目は、

クラブ開始30分前に音楽室に入ると、締め切った教室は蒸し暑い。また大汗かきそう...と思い、教室の窓を全部開けた。そしたら...

カラッと爽やかな風!

これで一気に気持ちが落ち着いた。


2つ目は、

10名分のテキストは学校でコピーさせてもらうんだけど、お手伝いをして下さった先生と少しお話が出来た。

普段はあいさつ程度しか交流の無い先生ですが、話の中で実はギターが弾けるということが分かり、そうなればお得意のギター談議。これでかなりリラックス。で、さらに、よなおしギターの説明もさせて頂けた。

今の私にとって、ギター経験者によなおしギターの話(プレゼン)が出来ることほど楽しいことはないのである。


3つ目は、子供たち

二日目のクラブが始まる前、先生から嬉しい報告を受けた。

「前回のクラブの後、昼休みによなおしギターの練習をした子がいましたよ」って。

前回のクラブが終わった後、練習用にと、よなおしギター2本を学校に置いてきたのだ。休み時間に誰でも弾けるようにと思って。

そしたら、クラブ所属の男子が次の日の昼休みに弾いてくれたんだって!自主的にね。こりゃあ嬉しいよ!

さらに

クラブ開始5分前くらいから、どんどん生徒が入ってきた。もう、よなおし先生が優しい先生だってことも分かったから、抵抗なく始まる前に音楽室に入って来てくれたんだと思うんだけど...

その子供たちの様子を見て気が付いた!

『早くよなおしギターを弾きたいんだ!』ってね。

だから、入ってきた順に「こんにちは~!始まるまで好きに弾いててイイよ~」って声を掛けた。

そしたら、みんな嬉しそうに弾き始めるんだ。個人で練習したり、2~3人で一緒に「せーの!」で弾いたりして。そりゃあ楽しそう!

これ、前回の『少し弾き足りない状態で終了』というのが効いてるのかもしれないけど...

まぁ、そんなことはどうでもいいやってぐらい、子供たちが楽しそうによなおしギターを弾く姿を見て、この楽器を提供することが出来て本当に良かったって思えた。


そんな、非常にリラックスした状態でクラブ二日目がスタート。

まずは、鉄板の『チューリップ』から。

先に、みんなに自主練習をしてもらう。みんなが自主練習をしている間に、私が子供たち一人一人の様子を見て回りアドバイスすることが出来る。自主練&見回りがある程度できてからみんなで合奏する。

この流れが良い感じ。

で、『チューリップ』は全然問題なし!

やっぱり難しいのは『めだかの学校』...

難しい理由は、リズムと弦飛び。

なぜリズムが難しいかというと、『付点四分音符』が出てくるからってことに尽きる。つまり、その音符の次のメロディが8分の裏からになっちゃうんだよね。裏から入るのって、難しいね。

めだかの学校では、この『付点四分音符』が2ヵ所出てくる。

弦飛びというのは、ギターの弦を弾く時に、例えば5弦の次に3弦を弾いたりすることを言う。つまり、5弦を弾いた後、4弦を飛び越えて3弦を弾かなければならないので、狙いが定まらず、弾く弦を間違えたりしちゃう。特に八分音符の短い音で弦飛びがあると大変なんだ。

めだかの学校では、最後の『みんなでおゆうぎ~』の『お』と『ゆ』が<5弦→3弦>の難しい弦飛びとなる。

この2つによって、めだかの学校の演奏は少し難しくなるのだけど、前回同様、とにかくリズムは後回しで「弾く弦を間違えないように!」って伝えた。

そうするとね、段々と弦を弾(はじ)くことに慣れてくる。その内、必ずスムーズに任意の弦を弾けるようになるので、リズムはそれからでいいよ!

3曲目は『うさぎとかめ』

譜面を配って自由に弾いてもらうと、みんなすぐに弾けちゃう。なぜか...

裏から入るメロディが無く、弦飛びも<4弦→6弦>と簡単だから。

今後は、『チューリップ』の次は『うさぎとかめ』の方がいいかもな~。

5時間程度のクラブ活動だと、多分、みんながリズムまで完璧に弾けるようになるのは難しいと思う。リズムというのは、正確に弾くのがそれぐらい難しい。そうなると、子供たちも拒否反応を示す場合があるので、あまりリズムの正確さを求め過ぎない方が良いと思う。

『よなおしギターのクラブ活動ではリズムの正確さまで追求しない』

ちょっと見えてきた。


さぁ次は、問題の音楽理論のお時間。この時点で、クラブ開始から30分ほど経過。

前回上手く説明できなかった部分を復習するって決めてた。やることが明確だと、気持ちも楽だ。

気持ちが楽だと集中できる、集中できると自然にゾーンに入れる...

いつものレッスンパターンになってきた。

みんなに質問しながら進めていく形で、前回の復習をしていく。言葉も自然に出てきて、笑いも取れた。

で、気が付いた...

『子供たちは、私が思っていた以上に前回の内容を理解してくれている』

ここで思い出す。娘(小4)のテストの文章題などを見ると、結構難解だったりするんだよね。独特な表現で書かれていて、大人でも一回読んだだけでは分からなかったりすることがある。

そんな問題を、子供はサッと解いたりするんだ。

つまり、子供たちを侮ってはいけないってこと。特に、真剣になった時の彼らの力は大人の想像をはるかに超える。

それでも音楽理論の勉強には慣れていないので、しっかり前回の復習したよ!

子供たち、真剣に楽しそうに聞いていた。

子供たちに教える時は、興味をひき『真剣』にさせることと『楽しませる』ことのバランスがすっごく大事!


音楽理論の説明、最後にこう締めくくったぞ!

「じゃあ次回は、よなおしギターでこのファとシを弾いてみよう!」

これでみんな、次回が楽しみになったかな?


クラブ二日目終了。

気が付けば、やっぱり汗をかいていた。でも、前回の冷や汗とは大違い、気持ちよくウォーキングした後のような、ジワッといい汗だった。


<ギターミュージッククラブ全5日間>

・小学校クラブ活動初日~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動二日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動三日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動四日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動最終日~ギターミュージッククラブ~

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