教育楽器としての役割

先日、地元の小学校様より『クラブ活動への協力について』という通知を頂きました。

内容は、『音楽クラブ所属児童へのよなおしギターの弾き方の指導』の依頼です。

念願の、ついに念願の!

教育現場でのよなおしギターの使用が始まります!


教育現場で活用されることで、多くの子に音感を身に付けてもらったり、弦楽器に親しんでもらったりと技術面で期待する面も大きいのですが、やはり、子供達の『自己肯定感』を育むお手伝いができることを、個人的にもの凄く期待しています。


ご依頼をいただいた学校は、娘が通う学校です。今年の3月、娘の面談で伺った時、教頭先生に「よなおしギターという楽器があるんですよ!」と、お話しさせて頂きました。

その後、クラブ活動で使うことを決めて頂けたのには、ある男の子が関係しています。


その男の子Aくん、私の家のご近所さんです。

今年の4月ごろ、『ギターが弾きたい!』と思ってくれたらしく、お母さんの方からよなおしギターのレッスンのご依頼をいただきました。

それ以来、月に3回、30分のレッスンを行なっています。

まだ4ヶ月しか通っていませんが、もう10曲のメロディが弾けて、左手を使ったレベル2の曲もマスター、先日のレッスンでは、コードに挑戦しました。

まだ日が浅いですから、全て完璧に演奏できる訳ではありませんが、楽しく通ってくれていることと、自宅でほとんど練習をしないでも徐々に上達しているところがイイ感じです。

これがピアノや普通のギターだったらこうはいきませんね。

それらの楽器は、レッスンが始まれば自宅での練習は必須ですから。子供にやる気があっても無くても、親御さんは自宅練習をやるように仕向けなければなりません。

それが、毎日毎日続きます。

これって、親御さんからすると凄い負担ですよね。私も息子がピアノを習っていたので、この大変さは身に染みて分かっています。

それが、よなおしギターなら、初めて触ってその場で曲が弾けるわけですから、自宅で練習する必要なんてないんです。

もちろん、複雑な演奏にチャレンジしたい場合は、たくさんの練習が必要ですが。レベル2や3つのコードでの伴奏程度なら、覚えることも少なく週1回のレッスンで十分に習得できます。

そうやって、楽しみながら少しずつスモールステップで上達していき、まずは楽器を演奏すること、ギターを弾くこと、そして音楽そのものを好きになってもらいたい。

そうすれば、よなおしギターだろうが、他の楽器だろうが、自然と自分から練習が出来てくると思うんです。

これが、『自己肯定感』の育み方です。

自己肯定感を養うには、親や他の人から『褒められる』ことが大事だと、どこの情報にも書いてあります。

でも、必ずしも褒められれば自己肯定感が育つとは、私は思っていません。

場合によっては、褒められることが逆効果になる時もあるんです。


『自己肯定感』は、その字が表すように、自分自身で自分を肯定することです。

自分で自分を肯定できなければ、他の人がいくら肯定しても意味が無いんです。

自分がやりたいことに挑戦し、『できた!』っていう達成感を経験する。出来るようになれば楽しくなり、もっともっと上手くなりたいと願う。そこまで感じることが出来れば、自分から積極的に取り組むようになり、そして徐々に徐々に上達していく。

その繰り返しが、自己肯定感を育てるのに非常に大切だと思っています。

だけど...

ほとんどの場合、まず最初の挑戦で諦めてしまいます。

それは、ほとんどのことが未経験から初心者になるまでのステップが最も難しいからです。

さらにその難しさに拍車をかけるのが、大人たちの考える『できた!』のハードルの高さ。

高すぎます。

大人から見れば簡単なことだと、つい『そんなの出来て当たり前』ってなっちゃう。

仮に、そんなハードルを乗り越えて子供が最初の(大人が納得する)挑戦をクリヤー出来たとすると...

今度は、親や周りが「スゴイね~!」「これは将来が楽しみだ!」と期待を掛けてきます。

それは子供本人にしてみればプレッシャーでしかなく、全然楽しめません。

だから、この時点で安易に褒めるのは逆効果になるんですね。

周りが褒めてくれたり期待を掛けてくれると、今度は上達することが義務になっていきます。楽しめないだけならまだしも、出来ないことで自分を責めるようになってしまう可能性が出てくるんです。

これでは、自己肯定感なんか育つはずがありません...

ごく少数ですが、親や周りの期待以上にそのことが好きで、親や周りの期待以上の成果を出す子供もいますが...

それは、本当に限られた子で、親子の性格など含め、全てが上手くかみ合わないとそうはなりません。


よなおしギターは、誰でも初めて触って3分あれば曲が弾けます。

つまり、最も難しい導入部分でのつまずきはまずありません。

誰でも『できた!』って達成感を経験できる。

ギターは難しいという世間一般の常識、また、よなおしギターというまだ未知の楽器であるが故、周りの大人もその『できた!』を素直に共感することができますね。

練習しなくても良いうえに、親や周りの大人も共感してくれるわけですから、自分のペースで習得していくことができます。

そして、よなおしギターを極めたからといって、将来有名人になれるわけではありませんね。

例えば、ピアノやギターや野球やサッカー、あるいは絵を描くことや勉強なども、極めれば有名になり、お金を稼ぐことも出来るようになるかもしれません。

だからこそ、親や周りは期待してしまうんですね。

よなおしギターは、どんなに極めたってその技術で有名になったりお金持ちになったりすることは、今の段階ではありません。

だから、親や周りから期待されることもなく、プレッシャーも掛けられることがないわけです。


Aくんがレッスンを受け始めて3ヶ月ほど経った夏休み前、また娘の面談で学校に伺った時のこと。娘の担任の先生から...

「Aくんが『ギター弾けるようになった!』と嬉しそうに報告してくれました、ありがとうございます」

と、お礼を言って頂きました。詳しく聞くと...

「Aくんは、音楽、特に楽器の演奏が苦手なんです」

とのこと。そこで私は...

「ぜひ、みんなの前でAくんによなおしギターを弾いてもらってください!」

と、お伝えしました。

先生は早速、夏休み前にAくんによるクラスでのよなおしギター披露会を実行してくださいました。

例えAくんが上手く弾けなかったとしても、『楽器が苦手な自分がギターをみんなの前で演奏する』という行為は、きっと自信に繋がったと思います。

そしてその時、ピアノが弾ける担任の先生がよなおしギターのチューニングをしてくれたそうなんですが、構造がすぐに分かってAくんの楽譜を見て曲も弾いてみたそうなんです。で...

『これはイイ!』

と思ってくださったようです。

この辺り、やはり以前の記事で書いたように、ピアノ経験者の方がよなおしギターへの理解が早いですね!

その後は、その担任の先生がプッシュして下さったのでしょうか、すぐにクラブ活動での使用が提案されたようです。

本当に、担任の先生にも、承諾して下さった校長先生、教頭先生にも感謝しかありません。


クラブ活動は、2学期の間に5回あります。

その全てで、私が直接子供達へ指導することも快く承諾して頂きました。

単発の体験会などと違って、5回あればコードの伴奏までのカリキュラムが組めると思います。

こんなに楽しいこと他にありませんよ!


今は、地元の小学校に恩返しするべく、5回のクラブ活動に集中していきますが。この活動が他の学校にも伝わって、よなおしギターを取り入れてくださる学校が無いとも限りません。

そうなったら、あまりにも嬉しすぎて、どうにかなっちゃう!

あッ失礼しました。少し落ち着きます...

校長先生、教頭先生、担任の先生、そして、Aくん、本当にありがとうございます。


<ギターミュージッククラブ全5日間>

・小学校クラブ活動初日~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動二日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動三日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動四日目~ギターミュージッククラブ~
・小学校クラブ活動最終日~ギターミュージッククラブ~




【注目記事】よなおしギターのことが分かる3つの記事!

1、まずは、弾いてみよう!~どんなに簡単な楽器か動画で確認!~
2、よなおしギターの特徴~簡単に弾ける秘密はこれ!~
3、よなおしギターの楽譜~楽譜が読めなくても簡単に弾ける!~



よなおしギターのご注文はお電話1本!
0545-55-3673
すみやグッディ富士店まで
※営業時間は10時~20時になります。

または
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